元阪神セシル・フィルダー氏(47)の息子で、ブルワーズのプリンス・フィルダー内野手(26)が15日、将来的に日本でのプレーを視野に入れている意向を明かした。大リーグ普及活動の一環として訪れた東京・江東区の南砂中で「ぜひ日本でプレーしたい。キャリアのどこかで考えたい」と発言。

 父はア・リーグで2年連続本塁打王に輝き、89年には阪神で活躍。当時4歳だったが来日し、通っていた幼稚園で野球を始めた。21年ぶりの来日で、日本球界への思いが沸き起こったようだ。プレーしたい球団を聞かれると「阪神?

 もちろん。時期?

 もう少し先と言っておこう。もっと長くアメリカでプレーしたいから。でもリップサービスじゃなくちゃんと考えてます」と、今季年俸1100万ドル(約8億8000万円)のスーパースターはまんざらでもなさそうだった。