15歳少年もお宝に目がくらんだ?

 アスレチックス松井秀喜外野手(37)が7月20日に放った日米通算500本塁打のボールが27日、オークションに出品されることが分かった。米スポーツグッズ競売大手のヘリテイジ・オークションが出品するもので、想定落札額は2万ドル(約150万円)以上になっている。

 売却を委託したのは、タイガースの本拠地で幸運に巡り合ったマイケル・シュルツ君(15)。ウォーラー一塁コーチからサインボールとの交換を求められたが、「記念に取っておきたい」と応じなかった。

 ホームページの説明ではご丁寧にも、同コーチと交渉中の写真と翌日の新聞を掲載。シュルツ君は当日と同じTシャツで登場し、ボールが本物であることを証明。競売は11月11日(日本時間同12日)にテキサス州ダラスでの開催となっているが、同ページから予約入札も可能な状況。本来なら実家の記念館で展示したかった松井も、少年の心変わりには複雑な心境だろう。