ポスティングシステム(入札制度)を経てブルワーズと交渉中のヤクルト青木宣親外野手(30)はメジャーの洗礼に動じなかった。ブ軍の求めに応じ、事実上の入団テストに臨むため、30歳の誕生日を迎えた5日に渡米した。練習内容が契約内容につながるという、過去の入札制度にない特殊な状況を強いられても、「向こうに行けば『えっ』と驚くことが、多々あると思っていたので、その1つが最初に来ただけ」と前向きにとらえた。公開練習は現地8日を予定。「最善を尽くし今できる最高のプレーを見せて、いい形で契約できれば」と、可能なら滞在中に契約合意したい意向を明かした。