ギリギリの駆け込み契約だった。ブルワーズと2年契約で合意したヤクルト青木宣親外野手(30)が20日、東京・新橋の球団事務所で会見し不安だった胸中を明かした。契約成立は締め切り時間のわずか1分前。その時、青木はラーメンをすすっていた。背番号は7で、米メディアによると2年225万ドル(約1億6900万円)プラス出来高。<青木一問一答>

 -今の心境は

 ようやくスタートラインに立てたという気持ちです。

 -背番号は

 7です。足の速い人がつけるイメージがある。つけるのは初めてです。

 -メジャーでは、どんな選手になりたいか?

 オリジナルな選手になりたい。他にタイプのいない選手になりたい。形がないのが僕の形だから。

 -入団会見は行うのか

 代理人からはしなくていいと言われたので帰って来た。入団会見用にスーツを持っていったけど、2週間待ってる間にシワシワになっちゃいました。

 -ミルウォーキーのことは勉強してる

 ビールでしょ。ミュンヘン、札幌、ミルウォーキー。ミラーパークはミラービール飲み放題なんですかね。あとはハーレーダビッドソンとミシガン湖。

 -斎藤隆さんから話は聞いた

 住みやすいらしいです。ファンも温かくて、スタンドはいつも満員だって聞きました。