リーグ最年長がメジャー5球団目の新天地に挑む。今季からダイヤモンドバックスに移籍する斎藤隆投手(41=前ブルワーズ)が8日、成田空港から渡米した。14日に42歳の誕生日を迎えるプロ21年生は、現在メジャー40人枠に登録されるナ・リーグ選手では最年長。「健康診断では尿酸値が高かったくらい」と良好な体調をキープしており、20日に始まるダ軍のバッテリー組キャンプに備える。
キャンプ招待選手から始まった初渡米から7度目の出発。斎藤は4年ぶりの西地区復帰で古巣ドジャースとの対戦が増えることに、「ドジャースを離れてすぐだったら、このオファーを受けることはなかった。それだけ時間が過ぎたということです」と感慨に浸った。「また優勝を目指したい」と選んだ新天地は、昨季の地区王者。キャンプからシーズン終了まで本拠地アリゾナ州フェニックスで、今季も単身生活を送る。
年齢的には超ベテランの域に入った。ステアーズ(前ナショナルズ)ローズ(前カージナルス)の年長2人がFAとなり、現時点で42歳でシーズン開幕メジャーが確実なのは、ナ・リーグでは斎藤だけ。健康診断では「2年前は内臓脂肪で引っ掛かり、今回は尿酸値が高かった」と食事に気を付けるようになったが、肩と肘は全く問題なし。自主トレでは「若い者に引っ張られながら」と、25歳のレッドソックス田沢との合同練習で自分を追い込んだ。昨季は開幕直後のけがで前半戦をほぼ棒に振ったが、「順調です。いい状態にある」と手応えを感じている。
ソフトバンク入りする元同僚ペニーの存在も励みになる。斎藤はペニーが最多勝に輝いた06年にド軍入りし、レッドソックス時代の09年途中まで一緒にプレーした。「わがままなところがあるから、日本になじめるか」と心配しつつも、「いいところもあるし、日本でやりたいというチャレンジ精神がうれしい。自分もシーズンに入ったら純粋に勝負を楽しみたい」と健闘を誓い合った。【中島正好】



