<オープン戦:カブス2-10ブルワーズ>◇14日(日本時間15日)◇アリゾナ州メサ

 ブルワーズ青木宣親外野手(30)がオープン戦28打席目で初三振を食らった。カブス戦に「1番左翼」で出場し、4打数無安打。直前に投手が交代した上にスリークオーターの右腕が最後はクイックからの下手投げで意表を突いてきた。「頭の中を整理していたんですが…」。過去数年の公式戦で、三振数が少ない指標となる「1三振に要する打席数」は、上位で15~19打席前後。昨季のイチローが10・5打席に1三振だったことからも、青木のコンタクトする能力の高さは疑う余地がない。(メサ=四竈衛)