<パイレーツ7-9ブルワーズ>◇20日(日本時間21日)◇PNCパーク

 ブルワーズ青木宣親外野手(30)が逆転勝利の口火を切った。3点を追う8回1死一、二塁で「あの場面で長打が生まれれば、自分が同点のランナーで残れる」とイメージ通りに、フルカウントから右翼フェンス直撃の適時二塁打。次打者の三塁打で同点のホームを踏み、5連勝につなげた。連続試合安打は「10」に伸び、新人でシーズン4度の同2ケタ連続はリーグ38年ぶり。試合後は恒例の新人仮装でアニメ人気キャラクターの着ぐるみに入り、「こういうのも含めて、メジャーリーガーになったのかな」と充実感いっぱいの笑みを浮かべた。