師弟愛を頼りに大砲を逆輸入する?

 ジャイアンツの地元紙サンフランシスコ・クロニクル電子版は17日、ジ軍が「日本の新本塁打王を獲得する?」とヤクルトのウラディミール・バレンティン外野手(29)に熱視線を送っていると報じた。同郷でWBCオランダ代表の監督も務めたミューレン打撃コーチという太いパイプを持っており、同コーチは「2、3週間前に電話で話したが、彼は(アメリカに)戻りたがっている。夢はメジャーで再びプレーすることだと言っていた」と明かした。ヤクルトとは16年まで契約を結んでいることにも、同コーチは「将来はどうなるか分からない。契約破棄がないともいえないし」と、球団内で獲得の可能性を探っていることを示唆した。