右肘靱帯(じんたい)の部分断裂で故障者リスト入りしているヤンキース田中将大投手(25)の復帰プランが、大きく後退した。28日の実戦形式登板から一夜明け、右腕全体の張りを訴え、今後1週間は投球練習や実戦登板を取りやめることが決まった。

 右腕の張りを訴えた田中について、地元紙は今季終了の可能性があることを報じた。ニューヨーク・デーリーニューズ電子版は「田中は右腕の感覚に『痛みではない』と話しているが、張りの範囲は前腕を含むことに注意が必要だ。リハビリしている靱帯部分断裂と関係している可能性がある」と指摘。またニューヨーク・ニューズデー電子版は「今季復帰の可能性が閉じられ始めた」と報じた。