昨季まで所属した楽天の星野監督が辞任すると知り、ヤンキース田中将大投手(25)もすぐさま感謝の気持ちを表した。18日、同監督の辞任会見から約5時間後にヤ軍を通じてコメントを発表した。

 田中

 楽天イーグルスでの4年間、本当にお疲れさまでした。辞任されると聞いたときはびっくりすると同時に寂しい気持ちになりました。星野監督には3年間ご指導いただき、たくさんの貴重なアドバイスをもらいました。とても感謝しています。また、メジャーでプレーしたいと希望した際も、僕の気持ちを最大限理解し、快く送り出していただきました。これからも、監督に良いニュースが届けられるよう、頑張っていきたいと思います。星野監督、本当にお疲れさまでした。

 昨年11月3日の日本シリーズ第7戦では、前日に160球を投げながらも同監督に強く登板を志願した。投手に無理だけはさせない指揮官を「行け」と折れさせ、胴上げ投手になった。ヤ軍入りが決まり、エースの離脱でチーム状況は苦しくなっても「頑張ってこい」とメジャー挑戦へ背中を押してくれた。3日後(日本時間22日)に迫った復帰登板。あふれ出る思いを胸にマウンドへ立つ。