ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGM(47)が田中将大投手(26)のメジャー2年目に期待していると6日、大リーグ公式サイトが伝えた。同GMはインタビューで、田中について「素晴らしいオフを過ごしていると聞いている」と回答。昨年7月に靱帯(じんたい)を部分断裂した右肘には慎重な姿勢を見せたものの、前半戦で12勝した負傷前の姿に戻ると期待しているという。

 現状では田中、サバシア、ピネダ、イオバリ、カプアーノの先発投手陣で開幕を迎える予定。左腕エースのサバシアは右膝手術明けで、右肘を手術した右腕ノバは6月に復帰予定だ。これに対し、田中は昨年9月に復帰登板を果たしている。同GMは「タナカは健康な状態でシーズンを終えたから、特別メニューは課していない。スローイングも休養も通常通り。もうリハビリは必要ない」。エースの役割を求められる田中を万全だと強調し、キャンプインを楽しみにしていた。