<ワールドシリーズ:フィリーズ5-4レイズ>◇第3戦◇25日(日本時間26日)◇シチズンズバンクパーク

 レイズがサヨナラ負けを喫し、対戦成績は1勝2敗となった。

 1点を追う8回表に内野安打で出塁したアップトンが二盗、三盗。三盗の際に捕手からのスローイングが悪送球となり同点のホームを踏んだ。

 だが9回裏の守りで、先頭打者に死球を与えると、暴投と捕手の悪送球で走者を三塁へ進めてしまう。最後は右翼ゾブリストを二塁付近に配置して内野を5人にし、満塁策を取ったが、三塁前へのボテボテの安打でサヨナラ負けを喫した。

 「1番二塁」で出場した岩村明憲内野手(29)は、中飛、右飛、空振り三振、空振り三振の4打数無安打。だが試合後は「僕がこれだけ働いてないのに、ここまでの試合ができているのはすごく良いことだと思う。あとはオレだけ」と、気持ちを第4戦へ切り替えた。