左脇腹の張りを訴えて別メニュー調整中だった阪神マウロ・ゴメス内野手(30)が13日、甲子園で負傷後初めて屋外フリー打撃を再開し、1週間ぶりにグラウンドで打った。

 最初はミートポイントを確認しながら軽打したが、振りは次第に鋭さを増した。44スイングで柵越えはなかったが、2球連続でフェンス直撃の打球を放つなど、順調に調整する。

 ゴメスは「(打撃は)良くなっている。いい感じだと思います。自分としては開幕に向けて、合わせていくだけ」と意気込んだ。打撃を見守った和田監督も「本人は1日でも早くと思っているけど、今日は外で打ったのも初めて。外で1日打てればゲームということにはならない。何日かしっかり振り込んで、いけるとなった時点で(実戦に)『GO』なんで。場所が場所だからね」と説明した。15日のDeNA戦(横浜)で実戦復帰する見通し。