広島クリス・ジョンソン投手(30)が1安打完封の衝撃デビューを果たした。

 2種類のカーブ、スライダー、チェンジアップ、ツーシームの持ち球すべてでカウントを優位に運び、3ボールはわずかに3度だけ。ヤクルト打線の早打ちも相まって9回をわずかに105球で終わらせた。試合は2時間13分。「自分の投球をしようと心がけた。早い展開で試合を進めようと思っていた。ストライク先行でいけてよかったよ」と笑顔で振り返った。

 試合後には報道陣のリクエストに応え、婚約者のカーリン・コマーさんと熱いキス。「彼女がいるときもいないときも勝ちたいと思うけど、日本での初登板を見てもらえたというのはよかったよ」。2人の挑戦はまだまだ続いていく。