一昨年のセンバツ優勝投手で早大に入学した小島和哉投手(浦和学院、175センチ、76キロ、左投げ左打ち)が圧巻の神宮デビューを飾った。

 社会人相手の対抗戦に2番手で登板。2回を1安打1四球無失点、4三振を奪った。5回からマウンドに上がると、先頭打者を141キロ直球で見逃し三振。続く打者は142キロ直球で空振り三振に仕留めた。

 6回もマウンドに上がり、2死から安打と四球で一、二塁のピンチを招いたが最後は142キロ直球で空振り三振。この回、2段モーションで反則投球を取られたが、その時の球速が145キロをマークした。

 試合後は「結構緊張しました。1年生らしく頑張ろうと。自分の課題は点を取られないこと。それはできました」と振り返った。