立大の大城滉二内野手(4年=興南)が、先頭打者本塁打でリーグ戦通算100安打を達成した。

 リーグ史上31人目で現役では明大・高山俊外野手(4年=日大三)に次いで2人目。通算最多安打記録は明大・高田繁(現DeNA・GM)の持つ127安打。

 1回表、先頭打者で打席に入りカウント2-0から3球目を左翼席へ本塁打を放って達成した。第2打席でも中前安打を放ち、101本に伸ばした。「ストレートが来たら1打席目から振っていこうと思っていたので、入ってよかった。1本出て、2打席目は余裕をもって行けました」と笑顔を見せた。

 大城は興南(沖縄)出身で2年時に春夏甲子園連覇を経験。立大入学後は1年春からリーグ戦に出場。1年時に22本、2年時に38本、3年時に34本の安打を放った。100安打まで残り6本として臨んだ今春は法大との3試合で5安打し大台にリーチ。しかし先の早大戦では3試合、13打数無安打と苦しんだ。