中大が先発・山手幹投手(4年=金光学園)の好投で拓大に先勝した。9回をわずか100球で投げ抜き被安打5の1失点完投だった。

 秋田秀幸監督(59)は「山手が9回を投げさせてくれといってきた。ナイスゲームでした」と振り返った。当の山手は「調子はよくなかった。バックがよく守ってくれました」。最終回に1点を失い、自身の初完封は逃した。「意識しなかったといえば、ウソになります」と正直に話していた。