今春の県大会で2001年以来、25年ぶりのベスト4入りを果たした立教新座が蓮田松韻に10-0と2回戦に続きコールド勝ちで4回戦進出を決めた。

初回から打線がつながった。1死二、三塁、中前適時打で2点の先制に成功。3回には、安田潤生外野手(3年)の左翼へ運ぶ本塁打など、11安打10得点と猛攻を見せた。安田は「前回思うような結果が出なかったので、この3日間で自分を見つめ直し、それが結果として出てくれたのは、これからの試合に向けても自信になった」とうなずいた。

今年の4月に就任した、黒須清人監督(66)の機動力も光った。チーム全体で8盗塁を決め、三盗を2度も成功。積極果敢な走塁で相手を揺さぶり、各回で得点を重ねた。

指揮官は「思い切りよく走れていた」と一定の評価を与えつつ、「しびれるところで走れないと本当の機動力とは言えない」とさらなる成長を求めた。

「公式戦が一番チームを成長させる。次戦でも、さらに一歩成長した立教新座を表現したい」。かつて公立勢が長く夏の甲子園を担ってきた埼玉で、私学として初めて夏の甲子園切符をつかんだのが立教(現・立教新座)だった。1985年夏には初出場で初勝利を挙げている。

41年ぶりの甲子園出場へ、着実に歩みを進めている。【会田京叶】