中日谷繁元信兼任監督(44)が史上2人目の通算3000試合出場を達成した。

 巨人戦に「8番・捕手」で今季初スタメン。試合成立の5回終了後、巨人高橋由から花束を受け取ると場内と両軍ベンチに深々と頭を下げた。

<プロ野球の通算出場試合数10傑>

(1)野村克也(西武)3017

(2)谷繁元信(中日)3000

(3)王 貞治(巨人)2831

(4)張本 勲(ロッテ)2752

(5)衣笠祥雄(広島)2677

(6)大島康徳(日本ハム)2638

(7)立浪和義(中日)2586

(8)金本知憲(阪神)2578

(9)門田博光(ダイエー)2571

(10)土井正博(西武)2449

(カッコ内は最終所属)

 谷繁は島根・江の川(現石見智翠館)から88年ドラフト1位で大洋(現DeNA)に入団。高卒ながら1年目から80試合に出場した。02年に中日にFA移籍し、昨年からは兼任監督として出場を重ねてきた。プロ27年目でたどり着いた偉業だった。野村克也氏の持つ通算3017試合のプロ野球記録も目前に迫っている。