コンディション不良で欠場が続いている日本ハム大谷翔平投手(20)が、8日のイースタン・リーグDeNA戦(横須賀)で復帰登板に臨むことが決まった。5日楽天戦(札幌ドーム)の試合前練習でブルペン入り。捕手を座らせて約50球を投げた。右ふくらはぎをつって降板した4月26日オリックス戦以来の本格投球を再開。栗山監督は「8日にファームで投げさせる。ちゃんとやれるか確認する」と明言した。

 この日はフリー打撃も行い、試合出場はなかったがベンチ入りした。「チームに早く、いい状態で戻れるように準備を進めるだけ」と気合十分。8日は米国で第1子誕生に立ち会ったメンドーサが先発し、大谷は2番手で2イニングを投げる予定だ。順調ならば1軍復帰登板は14日西武戦以降、15日からのオリックス3連戦と続く札幌ドームでの試合となりそう。「やるべきことを、やっていきます」と、まずは久しぶりの登板へ向けて全力を注ぐ。