完全試合投手がまたまた快投だ。3日にリーグ46年ぶり2人目の完全試合を達成した東海大の丸山泰資投手(3年=東邦)が10日の桜美大戦に先発し、8回6安打1失点12奪三振で今季3勝目を挙げた。

 この日の直球は140キロ台前半も、決め球のスライダーがさえ渡った。配球の中心を直球からスライダーに変更した4回以降は、4イニングで9奪三振。

 丸山は「完全試合をした後ということで無意識に力が入りましたが、初回にヒットを打たれて気持ちが楽になりました。ランナーを出しながら抑えるのが本来の自分。いつもの投球ができました」と笑顔だった。