明治安田生命が、7-3でJR東日本を破り、3年ぶりの都市対抗出場を決めた。

 東大出身の8年目左腕、重信拓哉投手(29)が、4回途中から1失点で投げ切り、本大会出場に導いた。

 東大時代は、4年秋に1勝を挙げた。「うれしかったです。あまり意識しないようにしていたので、最後アウトを取った瞬間も一瞬分からなかった。みんなが喜んでいるのを見て、実感できました」と感激した。

 林裕幸監督(59)は「今年のチームの中心は重信。コツコツコツコツ練習してきた成果が出た。一番早くグラウンドに出て走っている」とたたえた。