富士大(北東北大学)のドラフト上位候補右腕・多和田真三郎投手(4年=中部商)は登板せず、初戦で姿を消した。

 リーグ戦で右肩を痛めた影響で先発を回避。ブルペンで準備はしたが、マウンドには上らなかった。代わって先発した西村拓真投手(3年=北海)は2回途中3失点で降板した。豊田圭史監督(31)は「(多和田は)投げられないわけではなかったが、疲れもあった」と説明。多和田は「状態が良くなかったので仕方ないという気持ちもあるけど、投げられなくて悔しい」と話した。