楽天は19日、2軍のブルペン捕手を務めていた横山徹也捕手(30)と育成選手契約を結んだと発表した。

 背番号は125のままで、支度金はなく推定年俸は550万円。横山は02年ドラフト6巡目で近鉄に入団し、オリックス、四国アイランドリーグplusの愛媛でプレーし、昨年に引退していた。

 正捕手の嶋が左肋骨(ろっこつ)を骨折し、伊志嶺も右太もも肉離れで離脱。捕手が小関、小山桂、下妻の3人しかおらず、2軍の捕手は育成登録のセゴビアだけという状態だった。安部井チーム統括本部長は「ファームの試合をしっかりと行うための契約。2月1日の時点で何かあったら頼むと横山には伝えていたし、その準備をしていてくれたと思う。これは彼にとってもチャンスだし、そういう心づもりでやってくれるはず」と期待を寄せた。