阪神梅野隆太郎捕手(24)が5月19日巨人戦以来、31試合ぶりのスタメンで同点本塁打を放った。

 2点ビハインドで迎えた4回2死一塁で、ヤクルト成瀬の132キロ直球を捉えた。ライナー性の打球は右翼スタンドのフェンスギリギリを通過し、3号2ランとなった。「2球連続で見逃してしまい、積極性のない2球になってしまいましたが、不利なカウントからでもなんとかつないでいこうという気持ちで打ちました。逆方向への打球だったので、ホームランになるとは思いませんでした」。

 ベンチ前ではナインからの手荒い祝福を受け、笑みがはじけた。