ロッテが1回に2点を先取した。

 まずは1死二塁で、角中勝也外野手(28)が先制の中前打を放った。見逃せばボールとなる低めのカーブを捉え「完全に結果オーライだったのですが、今のチーム状況、自分の状態からすればナイスヒットですね。とにかく、つないで、つないで、ひとつでも先の塁に進め、得点につなげていきたい。次の追加点を相手の得点より先に取ってリードを少しずつ広げていきたい。今江さんの分をチームみんなでカバーしていきます」と話した。前日の試合で、今江が左手首に死球を受け骨折。離脱した主軸の分までバットで引っ張った。

 さらに、1死一、三塁で、根元俊一内野手(32)の遊ゴロの間に2点目を加えた。チームは前日まで7連敗。連敗ストップへ、打線が初回から頑張った。