中日山本昌投手(49)が10日にも出場選手登録を抹消される。世界最年長勝利を目指して今季初先発したが、わずか22球で降板した。

 1回、2死三塁からヤクルト雄平への初球カーブを投げた際に左手人さし指を突き指。2回の先頭大引に3連続ボールを投げたところで左手を上げて、ベンチに異変を訴えた。試合中にアイシングを施したが、病院には行かなかった。

 山本昌は「(2回は)まっすぐの抑えが効かなくなった。こういう舞台を用意してもらってはずかしい。消耗戦にしてしまって申し訳ない。チームに迷惑かけて何しに来たんだという感じ」とガックリ。今後は1軍登録を抹消される予定で、2軍で調整を続ける。