過去にセーブ王3度などの実績を持つ日本ハム武田久投手(36)が9月1日に札幌市内の病院で、右膝の手術を受けることが決まった。術後はリハビリに長期間を要す見込みで、今季中のプレーは断念。現役続行する14年目の来季開幕をにらみ、可能な限り万全な状態で臨むための措置。

 3月に左膝半月板の切除手術をしており、同様に右膝にも支障があったため、球団側と協議して踏み切ることになった。今季は故障の影響もあり1軍未登板。2軍戦でも9試合に、とどまっていた。目指すパフォーマンス向上の最善策として、選択した。今季限りの契約だが、球団側は来季も更新して復活を後押しする。