DeNAが延長12回までもつれ込んだ接戦を落とし、4連敗で最下位中日にゲーム差なしの1厘差に迫られた。中畑清監督(61)は「今は負けたら終わり。追い込まれている中でもがき苦しんでいる」と4時間29分に及んだ一戦を振り返った。延長戦は、この日の敗戦で10連敗。またしても、土壇場での勝負弱さを露呈してしまった。

 先発久保が1回に3点を先制されて3回で降板。一時は逆転に成功したが、直後の7回に3番手で登板した平田が同点とされた。延長12回は2死一、三塁のピンチで8番手福地が、エルナンデスに決勝打を許し、万事休す。「継投の中で私の判断ミス。選手の頑張りで逆転してムードは変えられた。敗戦は私の責任です」と頭を下げた。今日26日も連敗となれば今季初の最下位転落が待ち受ける。