ロッテ涌井秀章投手(29)が7回8安打4失点(自責3)で12勝目を挙げた。

 西武との直接対決に合わせ、中8日での先発だった。いつもより登板間隔が空いたが、調整を変えることなく臨んだ。その間、チームは負け込んだ。「正直、流れがよくなかったので、流れを変える投球をしたかった。うまくいかないですね」と7回に1点差まで詰められたことを反省したが、逆転は許さずチームの勝ちにつなげた。

 これで、西武と再び2ゲーム差。エースは「きちっと仕事をしたとは言えませんが、ひとまず勝てました」と話した。