DeNAが3連敗を喫し、今季巨人戦の負け越しが決まった。約1カ月半ぶりの先発マウンドに上がった井納が7回途中2失点と踏ん張るも、打線が沈黙。終盤の得点機を併殺で逃すなど決め手を欠いた。

 中畑清監督(61)は「完敗です。(巨人先発の)大竹もよかったけど、1点、2点でも入っていればゲームが変わっていた。向こうの術中にはまってしまったかな。井納はいい時のボールに戻ってきていた印象だったけど…。こういう時に勝ち試合をつくらないと」と、かみ合わない投打にもどかしさを隠せなかった。