楽天のドラフト1位ルーキー安楽智大投手(18)が、プロ初先発初登板のデビュー戦で、うれしい初勝利を挙げた。
パ・リーグ王者に堂々の投球を見せた。1軍初登板を直球中心の配球でねじふせた。最速は146キロだったが、適度な荒れ球で的を絞らせず6回を投げて2安打5四球無失点。大量援護にも恵まれた。
試合後、お立ち台でのヒーローインタビューは以下の通り。
-プロ初登板初先発で初勝利
安楽 厳しい中頑張ってこれた結果がゼロにつながった。バックの皆さんが守ってくれて、勝利につながった。感謝しています。
-お立ち台からの眺めは
安楽 いろんな方に応援していただいている気持ちいっぱい。この応援を背に来年も頑張るので、よろしくお願いします。
-マウンドの感触は
安楽 周りの先輩がやりやすいようにしてくれたので、やりやすかったです。いい緊張感の中で投げられたので、いい結果にホッとしている。
-ランナーが出ても落ち着いていた
安楽 ボールも多かったのですけど、嶋さんから大きく腕を振ってこいと言っていただいたので、嶋さんのミットめがけて精いっぱい投げました。
-どんなところが良かったと思ったか
安楽 気持ちの面で負けないと。それでマウンドに上がったんですが最後まで気持ちを切らずに、精いっぱい投げきった結果が、ゼロにつながったと思います。
-ファームでは
安楽 自分の持っている力が全然出ていなかったので、悔しい日々を送っていたんです。ファームのコーチ、監督はじめ、トレーナー、ブルペンキャッチャーの方から、いろいろアドバイスを頂いて、そして1軍の首脳陣の方に投げる機会を頂いた。精いっぱい頑張ろうという気持ちで、今日はマウンドに上がりました。
-入団から成長した点
安楽 技術面でいうと、球のキレだったり、伸びだったりについては成長出来たと思うのですが、見ていただいた通り、まだ全然、未熟者なので、これから成長して皆さんに喜んでいただけるような投球をしていきたいなと思います。
-ウイニングボールは
安楽 ここに持ってます。両親にあげようかなと思います。
-今日、家族は
安楽 母親が見に来ています。まだ1勝しかできてないんですけど、これからファンの皆さんはじめ、母親、父親にも喜んでいただけるような、活躍をしていきたいと思います。
-最後にファンへメッセージ
安楽 まだまだ未熟者ですけど、皆さんの応援のおかげで頑張っていけています。またこれからも応援をよろしくお願いいたします。