ソフトバンクがメキシカンリーグのサルティーヨに所属するベネズエラ出身のロベルト・スアレス投手(24)と入団交渉を行い、大筋で合意していることが7日までに分かった。

 14年までプロ経験がなく、草野球をしていたという右投手。プロ1年目の今季、主に抑えとして43試合に登板し、5勝0敗23セーブ、防御率1・71。188センチの長身で、最速は158キロ。変化球はスライダー、カーブ、チェンジアップを操る。スアレスは地元メキシコメディアの取材に対し「少しずつ成長して、いつかメジャーでプレーするチャンスを手にできたらうれしい」と話していた。実際にメジャー複数球団が獲得に乗り出していたが、最終的に日本でのプレーを選択。2年目以降はソフトバンクに選択権のある複数年契約とみられる。