広島の緒方孝市監督が8日、マツダスタジアム内にある球団事務所で、松田元オーナーに今季の全日程終了を報告した。

 7日の最終戦に敗れたため、3位阪神と0・5ゲーム差の4位が確定した。3年連続のクライマックスシリーズ(CS)進出をあと一歩で逃し「こういう結果に終わってしまって申し訳ない」と謝罪した。

 緒方監督は来季続投が既定路線。オーナーからは「気持ちを切り替えて1つ1つ立て直してくれ」と言われたという。

 報告後に報道陣の取材に応じた監督は、今季の課題に得点力不足などを挙げ「現実を見つめ直して1つ1つ、つくり直す」と話した。