ロッテが、日本ハムを下し2勝1敗で、2年ぶりのファイナルステージ進出(14日開幕)を決めた。

 日本ハムは1回に中田のレフト前タイムリーで先制すると、ロッテは2回に井口の左越え1号ソロで同点とした。

 ロッテは7回、先頭打者のデスパイネが中越えに勝ち越しソロを放ち、1点のリードを奪った。

 日本ハムも8回に近藤、レアードの連続安打で1死一、三塁のチャンスをつくるも、ロッテ4番手内が、大谷を空振り三振、岡も遊ゴロに抑えピンチを脱し、1点を守りきった。先発涌井は7回途中1失点の好投でCS1勝。

 05年に2位から、10年には3位から、CSを突破し日本一となった「下克上」のロッテ(レギュラーシーズン3位)が、同2位の日本ハムを下し第1関門を突破。14日から始まるソフトバンクとのファイナルステージで日本シリーズ進出を狙う。