立大の大城滉二内野手(4年)がオリックスから3位指名を受けた。東京6大学リーグでは明大・高山と並ぶ「安打製造機」で、通算111安打は立大記録。立大から野手が直接プロ入りとなれば、88年の日本ハム矢作以来となる。

 ドラフト会議は野球部の仲間とテレビで見守り、指名の瞬間は合宿所内に大歓声が響き渡った。

 興南(沖縄)では2年生で遊撃を守り、10年の甲子園春夏を連覇。「(高校先輩のソフトバンク)島袋さんと戦ってみたい」と目を輝かせ、「大学2年生で全日本入りしてからプロを意識してきた。だれもがあこがれる場所で、そこでプレーできるのがうれしい」と会見後は、グラウンドで部員から胴上げされた。