帰ってきた和製大砲が「アニキ」になる。新任の日本ハム高橋信二捕手コーチ兼打撃コーチ補佐(37)が28日、秋季キャンプ地の沖縄・国頭で就任会見を行った。古巣から4年ぶりの復帰を打診を受けた時の心境は「ヨッシャー! と思った。誇れる実績もない自分がチャンスを頂けてうれしかった」。率直な気持ちを明かした。
選手に寄り添う。捕手のコーチングに加えて打撃部門も担当するが「精神的なサポートをしっかり出来れば」。1軍選手に技術はある。結果を出すためにはメンタルが重要と説く。「自分はいろいろな経験をしてきた方だと思う」。09年は本業の捕手ではなく一塁手でゴールデングラブ、ベストナインを獲得。持ち前の打力を生かすために試行錯誤して結果を残した。自負する豊富な経験値を生かして能力を発揮させる土壌を作り上げるつもりだ。
今季はBCリーグ信濃に所属し、8月からは選手兼監督代行も務めた。この日から捕手陣の熱血指導も開始したが、実はまだ現役引退を宣言していない。「見ていたら、まだ打ちたいとか走りたいという気持ちがある」。背番号は「78」の予定。選手の立場に1番近い新任コーチが、チームに新風を吹かせる。【木下大輔】



