春4強の箕島がサヨナラ負けで初戦敗退した。
1点リードで迎えた9回。2死二塁から内野安打と四球で同満塁のピンチを招き、最後は左翼線へサヨナラ2点適時打を浴びた。先発のエース沢甚太郎投手(3年)は8回2/3を7安打7失点、7四死球。156球の熱投も実らなかった。勝利まであと1人のところで試合をひっくり返され、その場で泣き崩れた。
今年4月に就任した舩津直也監督(33)は「もう、本当に僕の力不足です…。僕の経験値不足で、子どもたちを支えてやれなかったです」と悔やんだ。
打線は初回から4回まで毎回得点の計6点。だが、5回以降は相手2番手右腕を攻めあぐね、最終回の1得点のみと打線のつながりを欠いた。
大会前、部員9人が1人に対して暴力などを振るういじめ問題を受け、5月10日から2カ月間の対外試合禁止処分が科された。だが、今大会が開幕した10日に同処分が解かれ、大会への参加はルール上問題ないと判断されていた。
今大会は3年生11人、2年生2人、1年生4人の17人で臨んだ。3年生が抜け、新チームに残るは6人。秋の大会については「まだ未定」とした上で、「今のところ連合チームを組む予定はしていません。伝統校で、OB会の気持ちも含め、できるだけ単独出場できるのであればそっちの方向でと考えています」。他部からの助っ人参戦も視野に入れ、単独出場を模索していくつもりだ。
同校は春夏合わせ計4度の全国Vを誇り、公立校で唯一となる春夏連覇も経験している。甲子園は13年夏以来遠ざかるが、過去には何度も名勝負を演じ、オールドファンも根強く残っている。

