阪神は1日、高知・安芸市での秋季キャンプをスタートさせた。

 若虎が「神の手」スライディング練習を入念に行った。二塁、三塁から本塁にスライディングタッチする動きを繰り返した。来季から本塁クロスプレーで「捕手のブロック」と「走者の体当たり」が禁止されるため、秋季練習でもチェックしていた。この日、鮮やかに滑り込んでいたのがプロ3年目の緒方凌介外野手(25)だった。「スライディングは苦手ではない。ルールが変わって、膝をケガしている僕にとってはいい」と歓迎していた。