海外FA権を保有しているロッテ今江敏晃内野手(32)が3日、権利を行使するか、10日の申請期限いっぱいまで熟考する姿勢を示した。所用でQVCマリンを訪れ、取材に答えた。

 球団とはCS終了後に2回にわたり交渉し、既に条件提示は受けている。次回交渉の予定はなく、また、宣言残留は認められていない。現状について「結論はまだ出ていません」と、依然として白紙を強調した。その上で「ギリギリまで悩むと思う。良い機会と思って。野球人生の残りは少ないので、自分を見つめ直したい」と話した。