オリックスに2軍施設の移転プランがあることが15日、分かった。現在の神戸市西区にある合宿所「青濤館(せいとうかん)」は築24年が経過し、老朽化が進んでいる。湊通夫専務取締役事業本部長は「建て替えか、2軍を神戸から移すことを検討しているのは事実」と明かした。候補地は広く検討しているが、大阪・舞洲もその1つ。

 大阪市が舞洲球場と同地区の未利用地を民間運営にする方針で、12月上旬の入札結果により貸し付ける。そこにオリックスが参加の可能性があり、西名球団社長も「検討している」と認めた。ただ大阪府知事&市長のダブル選挙(22日投開票)の結果によっても影響があるようで、同球団社長は「選挙が終わらないと何もできない」と話した。