都市対抗野球大会個人最多タイの14本塁打を誇る「ミスター社会人」、ホンダ・西郷泰之内野手(43)が今季限りで引退することが18日、分かった。

 19日の新チーム始動前日となったこの日、長谷川寿監督(48)と最終的な話し合いを行い、来季の選手登録から外れることが決定した。西郷は日本学園高(東京)から91年に三菱自動車川崎に入社。96年のアトランタ五輪は日本代表として出場し、09年からホンダに移籍すると、12年の都市対抗で大会記録に並ぶ通算14号を放ったが、その後は今夏まで記録更新はならなかった。今後は当面社業に携わる見通しで、来季チームスタッフとして入閣する予定はない。