楽天岩崎達郎内野手(30)が21日、プロ入り10年目を迎える来季を勝負の年と位置付けた。

 仙台市の球団事務所で契約更改に臨み、300万円ダウンの年俸1600万円(推定)でサイン。「チームは2年連続最下位に終わったし、自分の成績にも全く納得していない。来年は区切りの10年目。見返してやろうと思う。下がった分を取り返したい」と意気込んだ。

 今季は主に内野のスーパーサブとして44試合に出場し、失策0、打率2割6分3厘を記録した。「球団からはユーティリティーとして評価してもらった。そしてチームを引っ張ってほしいとも言われた。そういうタイプではないんですが、来年は声を出したり、自分を変えてみようと思う」と来季を見据えた。