楽天川井貴志投手(39)が、投手陣のリーダー役を買って出る。

 21日、仙台市の球団事務所で契約更改に臨み、200万円ダウンの年俸1600万円(金額は推定)でサインした。

 チーム最年長だった斎藤やリーダー役の小山伸が今季限りで引退し、チームの日本人投手では最年長となった。「これからは、微力ながら周りを引っ張る役割もやっていきたい。今日の交渉では、チーム内の環境づくりについて話をさせていただいた。いい風の吹くチームをつくり、自分も成績を残せるように」と来季を見据えた。

 今季は5試合で0勝2敗。「困った時のボブ」と呼ばれる左腕は、14年以来2年ぶりの白星も狙っていく。