巨人は24日、野球賭博の問題を受けて発足した紀律委員会の第1回会合を開いた。

 球団幹部、警察OBに加え、元東京地検特捜部部長で、企業の信頼回復などに実績のある松田昇氏(81)を委員に迎えた。

 再発防止策として<1>新人選手の部屋に入り、膝つめでの対話<2>来春キャンプで、全選手対象の講習会を実施<3>巨人選手会主催の啓発活動<4>退寮時の指導、などが挙がった。

 同委員会の事務局長は、GM補佐を務めていた松尾英治氏が務める。「2度目は許されない。厳しいだけでなく、個々とコミュニケーションを取って信頼関係を築きたい」と述べた。