阪神福原忍投手が“福福お立ち台”を来季目標に定めた。滋賀・大津市の琵琶湖グランドホテルで15日、福留孝介外野手とトークショーを開催。学年はチーム投手最年長38歳の福原が1つ上だが、藤井の引退で福留も来季はチーム野手最年長になる。もし同じ日にヒーローになれば? 「あちらに行ってもらいますよ」。大照れで福留に視線を送ったが「頑張ります」と力強く約束だ。

 13年の福留加入後、一緒のお立ち台はまだ実現していない。でも最年長コンビとして注目される来季、金本阪神の勝利を導けば、おじさん族の希望になって盛り上がること間違いなし。福&福で福々しい語呂合わせも最高に縁起が良い。この日2人で盛り上げたトークショーは、いい予行演習になったかも知れない。

 40歳シーズンの最多登板はタイガースの先輩若林忠志が48年に記録した48試合。「1試合1試合です」とはいえ今季39歳シーズンで61試合登板した鉄腕なら現実的な数字だ。【松井清員】