「親友コンビ」で4冠リベンジだ。春秋リーグ戦を連覇し、春は日本一に輝いた東京6大学リーグの早大が23日、東京・東伏見の早大グラウンドで年内の練習を納めた。

 来年のドラフト候補に挙がる主将の石井一成内野手(3年=作新学院)と、同じく副主将の中沢彰太外野手(3年=静岡)は「24時間一緒にいると言ってもいい」(中沢)ぐらいの仲だ。中沢は「入学してずっと一緒です。安部寮に入る前の寮も一緒だったし、授業も一緒。たまたま、落とした科目まで同じで…(笑い)。自主練も、その後の風呂も一緒です」と笑う。

 そんな2人が新チームでは主将と副主将を務める。「1年生のころから切磋琢磨(せっさたくま)してやってきました。今年達成できなかったグラウンドスラム達成はもちろん、あいつに負けないようにやっていきたい」と今秋逃したリーグ史上初の4冠達成へ、意欲を燃やした。