阪神の沖縄・宜野座キャンプ第1クールが4日、終了した。

 投手陣でずばぬけて存在感を示していたのは4年ぶりに古巣復帰した藤川球児投手(35)と開幕投手を狙うランディ・メッセンジャー投手(34)だった。

 香田勲男投手コーチ(50)は第1クールで目立っていた投手を問われて「球児の球は素晴らしい。それと、メッセンジャーの仕上がり。ちゃんと準備してくれてきた。新外国人2人に対するリーダーシップもある」と指摘した。ともに上々の発進。投手陣の顔ぶれが変わったなかで、主力の調整が順調なのは明るい話題だ。