メジャー通算66発の中日ダヤン・ビシエド外野手(26=ホワイトソックス3A)が今度は巧打を見せた。初屋外打撃での6連発など長打力が注目されているが、初めて投手を相手にしたフリー打撃で小熊から16スイングでヒット性7本。すべて中堅から右への低い打球だった。

 4番候補は「引きつけて右に打つことを心がけた。しっかりできたよ」とルーティン通りの打撃に納得の表情。ヤクルト志田スコアラーは「あの打球を見るとナゴヤドームの右中間にも放り込めそう。当てるのがうまいかも。バレンティンのように追い込まれてからヒットを狙いにいく打撃をしてきたらやっかい」と、また警戒を強めた。