今季から導入される「コリジョン(衝突)ルール」が適用される場面があった。

 阪神の宜野座キャンプで9日、行われた実戦形式のシート打撃。遊撃からの送球を受けた捕手小宮山がタッチにいった際、左足でブロックした疑いで新ルールに抵触したと判断された。アウトのタイミングだったがセーフに。森健次郎審判(クルーチーフ)は「ブロックした、疑わしい感じだと判断しました」。金本監督は「捕手がかなり迷うのでは。本能的にブロックするというか、足が出るからね。走者は回り込んだ方がいいのか、追いタッチにさせる方がいいのか。センスに任せるしか仕方がない。ファームにも伝えないと」と話した。